コーチングで扱うテーマ

今回はコーチングで扱うテーマについてお話しします。

 

重要度 × 緊急度マトリックス

コーチングで取り扱うテーマを考える際によく使われるのが、重要度と緊急度の二軸で分けたマトリックスです。

 

コーチングに一番フィットするのは、上の図の(B)にあたる「重要であるが緊急ではない」テーマです。コーチングは通例半年から1年かけて行いますので、それくらいの期間で一定の成果を求めるというのが適当です。

人は重要度が高くても緊急度が高くないものについてはどうしても後回しにしがちです。気が付くと時間ばかりが経っているというのは珍しい事ではありません。コーチングによりしっかりとそこに目を向けるというのはとても大事な作業です。

 

(A)「重要度が高く、緊急度も高い」テーマ

「重要度が高く、緊急度も高い」テーマについては通常誰も手を付けており、ここにコーチングを受けることはまずありません。むしろ、この領域を少なくする為にこそコーチングを受けるべきなのです。

 

(C)「重要ではないが緊急である」テーマ

「重要ではないが緊急である」テーマというのは、通常手を付けてしまいがちなテーマで、そのために(B)「重要であるが緊急ではない」テーマが犠牲になってしまいます。(B)の為にこそ(C)に手を付けないようにするのが重要です。

 

(D)「重要なく、緊急もない」テーマ

「重要なく、緊急もない」テーマは、通常簡単でうっかり手をつけてしまうようなことが多いです。これも(B)「重要であるが緊急ではない」テーマを犠牲にしてしまうことになるので手を付けないのが鉄則です。

 

コーチングにおいては、(B)「重要であるが緊急ではない」テーマをしっかり見つけ、目標設定をしていくことが重要です。

 

 

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