キャッチボールで信頼を築く

今回は、信頼を築くためのコミュニケーションがテーマです。

 

どうすれば信頼を築くことができるでしょうか?

以前、上手く聴く方法では、聴くことで信頼関係を築き自己効力感を高めるとお話ししました。円滑な会話をすれば、相手の話を引き出し、さらに多く聴くことになります。この結果、信頼を築けることになるのです。

円滑な会話 ⇒ 相手の話を引き出す ⇒ さらに多く聴く ⇒ さらに信頼関係を築き、相手の自己効力感を高める

という図式です。

 

コミュニケーションはキャッチボール

コミュニケーションがキャッチボールに例えられるのは何故でしょうか?

それは、2人がお互いを意識して見合っていないとコミュニケーションが成立せず、信頼関係が構築できないからです。

 

投げる相手を見ていなければ、上手くボールを受け取ることは出来ません。また、受け手を見ていなければ、投げたボールを受け取ってもらえるかどうかの判断がつきません。

 

キャッチボールを想像すると上記のようなエラーを伴うボールの受け渡しは容易に理解ができます。実際の会話において、実に2人がお互いを意識して見合っていないという状況は多いものです。つまりキャッチボールが成立していないのです。ご自身の日常の会話に注意を向けてみると良く分かると思いますが、意外としっかりしたキャッチボールは出来ていないものです。

 

相手が話をしているのにちゃんと聞いていない。「ねえ、聞いてる?」と言われたことが無い人は少ないのではないでしょうか?

相手が聞いているかどうか、聞ける状況かどうかも考えずにうっかり話を続けてしまい。迷惑そうな顔をされたり、という経験は無いでしょうか?

 

コミュニケーションは信頼のスキル?

意識して相手に向き合うことをしなければちゃんとしたコミュニケーションは取れません。また、相手にもこちらを向いてもらわないといけません。この意識を続けることでコミュニケーションのスキルがついていきます。ちゃんとしたコミュニケ―ションを重ねることにより、人は信頼を築いていきます。

 

自分の心と体がちゃんと相手に向いているか、また相手も同様にこちらに向いているかを注意しながら人と会話をしてみてください。きっと絆を深める親子のようなキャッチボールが出来てきます。

 

 

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